第12話
騰根 (下)
桃夭から、夫の身体にいつ蠱母を植え付けたのか問い詰められた老婦は、自らの人生を語りだす。蠱師の一族に生まれた彼女は、幼少時、余所から連れてきた男に蠱を植え付けて殺すのを見てきて、その風習に反抗するたび折檻を受けていた。しかし、ある晩大火事が原因で部族は全滅してしまう。唯一生き残った彼女は山を下り、町に出て普通の人間の暮らしを始めようとするが、腕に刻まれた蠱師族の印のため、迫害を受け続けるのだった。
※放送時間は変更の可能性がございます。
※フジテレビの初回は10月2日(水)25:55~放送予定
中国の動画配信サービス「bilibili」で
シリーズ総再生回数5.6億を記録した
大ヒット作の日本語吹き替え版が
ついに地上波初放送!
はるか昔の中国。
妖怪専門の医者・桃夭は
小坊主・磨牙と旅をしながら、
各地で妖を救っていた。
彼女は手首の金の鈴を響かせ、
患者の心の声を聴きながら治療を行っていく。
そこに垣間見えたのは、
「生きていたい」
「誰かと共にいたい」という
純粋かつ切実な願いだった。
出会いと別れを繰り返しながら
霊医・桃夭は彼らの傷を癒していく。
これは、百の妖怪と、百の心を知るための旅ー
中国では総再生数5.6億以上の大ヒットアニメ
第2期の日本語吹き替え版が、地上波初放送!
本当に邪悪なのは妖怪か、人間か…。
彼らの魂を救う桃夭たちの旅が、再び始まる。
はるか昔の中国。
妖怪専門の医者・桃夭は、
失った「百妖譜」を探すため、
小坊主の磨牙、灰狐のグングン、
貴人(実は大蛇)の柳公子と旅をしながら、
各地で妖を救っていた。
彼女は手首の金の鈴を響かせ、
患者の心の声を聴きながら治療を行っていく。
そこに垣間見えたのは、
「生きていたい」
「誰かと共にいたい」という
純粋かつ切実な願いだった。
出会いと別れを繰り返しながら
霊医・桃夭は彼らの傷を癒していく。
百の妖怪と、百の心を知るための旅が、
再び始まるー
「霊医」としてその名を轟かせる、妖怪専門の医者。
手首につけた金の鈴がトレードマーク。
気分屋で毒舌だが根は優しく、傷ついた患者たちの心の声を聴きながら治療を行う。
失った「百妖譜」を探すため、故郷・桃都を離れており、
旅の先々で出会った妖怪たちを癒していく。
趣味は美食。
主人公である霊医の桃夭が、妖怪の病を治しながら旅をしていくお話になっています。病といっても、病気というより心の傷から生まれるものであり、そこを癒すことで妖(あやかし)たちを救っていく物語です。毎話、どういうプロセスを経て、どういう過去を背負ってその妖たちがいるのかというところがクローズアップされるため、とても骨太な、感動できる物語になっているところが注目ポイントだと思います。
桃夭は患者である妖にとっては聞き手というか、本当に一番困っているところで助け舟を出すというタイプです。はじめは突き放すような態度をとって、「あれ?助けてくれないのかな?」という雰囲気になることもあります(笑)。でも、そんなやりとりの中でどんどん妖の心の奥底が見えてくるため、これが彼女のやり方なのかなと感じています。悲しい生い立ちの妖たちもいる中で、一緒に気落ちするのではなくサバサバとしており、桃夭は桃夭としてここにいる、軸でいてくれることが大事なのかなと思いましたね。また、桃夭は主人公であると同時に、シリアスな物語の中で箸休め的なポジションも担っていると思います。相棒の磨牙のように、ちょっとした悪態がつける関係性の人との、ポンポン交わす応酬で「クスッ」とできる場面があるのが救いなのかなと感じています。
第一印象は「凛々しくて頼れる女性」でしたが、(演じていく中で)思った以上にサバサバしているんだなと感じるところはありましたね。中国語の吹き替えアニメなので、アフレコ中は原音を聞き、それもヒントにして役作りをしていきました。桃夭も日常のシーンでは、時に変顔もしたりと底抜けにチャーミングなのですが、いざ治療にあたる時はキリッとした顔つきになったり、相手を試すような時はすごく艶っぽい表情を見せたり......と、いろんな一面があります。そこは現場に入ってから、演出の安藤さんにも「できるかぎり限り幅広く表現していってください」とディレクションをいただき、心がけているところです。
患者である妖怪たちに、私だったらついつい寄り添ってしまいたくなるのですが、桃夭は結構辛辣なことも平気で言います。そんなこと言ったら弱っている妖怪に可哀そう......と私は思ってしまうんですが(笑)。そういうところも相手には簡単になびかない、自分という軸がしっかりとしている女の子だなと思います。最後の砦なのだと助けを求められると「助かる保証はないけど」と言いながら、しぶしぶ最善は尽くしてくれる。でも助けた後も、患者に対して「いつでもあんたを薬にしてやる」と言う。いわゆる皆さんが思い浮かべる主人公像とは異なるかもしれないけれど、それがかえって面白いポイントかと思います。
私が中国のアニメを吹き替えさせていただくのは今回が初めてなのですが、吹き替えのお仕事はとても興味があったので、オファーの件をマネージャーさんから伺った時に「やりたいです!」と即答する勢いでした(笑)。不慣れな中で起用していただきありがたかったです。
既に一度完成されているアニメということで、私たちがアフレコをさせていただく時には、絵もあってBGMもあって効果音もあって、更に(中国の)オリジナルの俳優さんの声もあって......と、お芝居をする上での手掛かりがたくさんちりばめられています。一方で、中国語はテンポが早いため、日本語になったときセリフ量と口パクがあわなくなるシーンもあり、「中国語ではこの尺で言えるセリフが、日本語ではこんなに言葉を尽くさないと言えないのか」「一番翻訳家さんが苦労されているのではないか、影のMVPではないか!?」と思っています。吹き替え版は日本で放送するアニメになるため、そういったところで、オリジナルを参考にしつつも、日本の皆様に親しみやすい表現や伝え方ができればと考えています。
私は珈琲がすごく好きで、スタジオの近くでもよくカフェめぐりをしているのですが、もし旅に出たら、その土地で一軒しかないカフェに行ってみたいです。
今年は運よく旅行に出る機会があったのですが、タクシーでお目当てのカフェへ移動しようとした際に、「お客さん、どうしてもそのカフェじゃなきゃ駄目? 今の時間帯なら、こっちのカフェに行った方が、沈む夕陽が見られるよ」と教えていただき、岬の方のカフェに連れて行ってくれました。更に、「お客さん、1時間くらい居るんだったら、1時間後にまた迎えに来るよ」と言っていただいて......。現地の方と交流しながら行先を決めたり、出会いを楽しみながら珈琲をいただいたりというのがとても楽しくて、コミュニケーション込みで美味しくて癒されました。もう一度行きたいと思ってもなかなか叶わない場所ですが、別れを惜しむ気持ちも込みで、これからも色々な土地のカフェを訪れてみたいなと思います。
桃夭が1話で食べていた麺が印象的でした。私、中華麺というかラーメンがすっごく好きで、仕事の合間に食べるのにもちょうどよくて......。1年で一番多く食べている食べ物がラーメンかもしれません。マネージャーさんに「昨日も食べたでしょ!」と怒られてしまうくらい(笑)。
実は上海にも自分のライブツアーで行かせていただいたことがあって、思い出深かったですね。お皿にいっぱいの上海ガニが盛られていたのですが、解体するのがちょっとかわいそうになってしまって。結果、お店の方に食べやすくしていただきました。とても美味しかったですし、名物を食べられたことが嬉しかったです。あと、白酒(バイジウ)というすごく度数の高いお酒があって、ツアーの打ち上げで男性スタッフさんたちが呑んでいらして、みんなベロベロになっていました(笑)。私はツアーでがんがんに歌った後の喉だったので、ペロッと舐めただけだったのですが、刺激的な飲み物でしたね。
『百妖譜』は中国で大人気のアニメーションということで、こうして日本にやってきてくれて、より多くの方に触れていただける機会に関わらせていただいてとても光栄な気持ちです。アフレコ現場でも、みんなこの作品の話で盛り上がっていて、「これってどういう意味なんだろうね」「こういう風に思ったんじゃないかな」といった言葉を交すことが毎回楽しみな作品になっています。
ご家族でもご覧いただけるアニメだと感じますし、「明日からこういう風に生きてみようかな」と感じるような、そんなメッセージ性のある作品だと思いますので、ぜひ楽しんでいただけますと嬉しいです。
常に「南無阿弥陀仏」と唱えている、信心深い小坊主。
桃夭に命を助けられて以来、行動を共にするようになった。
心優しく、困っている人や妖怪を放っておけない性格。
気ままな桃夭に振り回されつつ、
時にたしなめたり、善行を促したりとストッパー的な役割も果たす。
本作は2話ごとに「上」「下」という形で、繋がったストーリーになっています。まだアフレコは始まったばかりですが、まず「上」を観た時には色々な情報が入ってきて「どういう感じのストーリーになるんだろう?」とドキドキし、「下」を観ると「こうなっていくんだ!」という驚きやわくわくがあります。映像美もそうなのですが、日本と異なる感性というか、「中国ではこういうところの情緒を大切にするんだな」という面白さや、「日本と共通するところがあるな」と思うシーンも登場し、魅力的だなと感じました。
中国ならではの文化もたくさん登場します。例えば、1話に麺を食べるシーンが登場しますが、日本の小麦粉ベースの黄色い麺とは違った、白っぽい麺が描かれています。「中国だからお米を使った麺なのかな」「すごく美味しそうだな」と感じて、そういった部分も面白いです。
磨牙は真面目で純粋なキャラなのですが、同時に人の懐に入るのがうまいというか......たぶん本人は全然そう思っていないですが、お坊さんでありながら、どこか小悪魔的なところがあります(笑)。相棒の桃夭は露悪的というかあえてヒール的なポジションを保っているキャラで、子供が寄って来たら「うるさい」と突っぱねそうなイメージですが、磨牙との間には居心地のいい空気感が作られています。もちろん桃夭の優しさもあると思いますが、そんな放っておけない雰囲気があるのが、磨牙の魅力なのかなと感じました。
役作りの面では「うわーん」と泣くシーンなど、等身大の小さい子供の喜怒哀楽をキャラクターらしく表現しようと意識しています。今作には、けっこう残酷なところや、ドキッとするところや、人間の怖さを描いているところがあります。その分、クスッと笑えるシーンは、(中国語の)原音でも大事にされているなと感じましたし、(収録の際に演出家さんからも)そのように演出を受けました。ギャグテイストのところは、絵のイメージにぴったりあわせるか、もしくはちょっとはみ出るくらいに演じました。
中国アニメの吹き替えは、今作が初となります。中国語は早口というわけではないのですが、流れるように喋るというか、日本語的な感覚で聞いていると早く聞こえるなと感じています。ヘッドフォンで原音を聞きながらアフレコをするため、早さに引っぱられ過ぎないよう、意識しながら演じました。
また、海外で作られたアニメ絵のクオリティがとても高く、驚きました。1話に登場する風雪の宿のシーンでは、外の寒そうな雰囲気と、室内で運ばれてくる温かい麺とのギャップが、温度感まで伝わってきそうでこだわりを感じました。桃夭がとても美しく描かれていているシーンが登場したり、笑えるシーンでは等身はそのままで顔のパーツ類のみギャグテイストで描かれていたり、作画や映像も魅力的です。どういう風にアフレコしようかと、わくわくしました。
僕は不動産を見るのが好きで(笑)、特に建築系......基礎工事や間取りなどが気になっています。建物が育っていくのを見るのが好きなので、アフレコスタジオへ行く際も時間がある場合は、途中にある新しいビルの写真を撮ったり、建設計画や工務店さんやデベロッパーさんなどをチェックしたりしています。
最近は大阪の梅田周辺が開発ラッシュで熱いのですが、仕事で行った時はなかなかゆっくり見られないため、旅として巡ってみたいですね。癒しですね。あと、大阪はたこ焼きも美味しいですが、僕が日本で一番好きなラーメン屋さんもあり、なかなかチャンスがありませんが行けた時は替え玉も2回注文しています。
トークショーのお仕事で、後輩と一緒に上海へ行った時、中国料理を食べました。僕はとにかく油が大好きなのですが、本場の中国料理は質の良い油を使っていて、めちゃめちゃ美味しかったです。特に印象に残っているのは、上海ガニと点心。カニは身を食べずに味噌の部分だけを食べる形で贅沢だし、点心も大きいものから小さいものまであって、まさに満漢全席で......帰ってきたら体重が2キロ増えていました(笑)。あと、スタバの中国限定メニューで、パインとココナッツミルクを使ったピニャ・コラーダ風フラペチーノもあり、それも美味しかったです。日本でも売って欲しいなぁといつも思っています(笑)。
上海のイベントでは、トークショーをしたり、たくさんのサインを描いてファンの方へお渡し会をしたりしました。枚数が多く、結構な速さでお渡しする形になってしまったのですが、中国のファンの方々はみなさんお優しかったですね。
この作品は、桃夭という優れたお医者さんが、妖怪たちを癒していきながら色々なところを巡る物語です。話を追っていくと、見ていて心がウッくる場面もありますが、磨牙や登場する子供たちはみな純粋で......。「小さい頃の純粋な気持ちを忘れないように」といった戒めを自分に与えてくれるというか、人間賛歌的な部分があり、すごい物語だなと思っています。
とても楽しく収録しており、絵も完成していてとても見ごたえがあるものになっていますので、そこへ彩りを添えられたらと思って演じています。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
桃夭・磨牙が旅先で出会った、狐の妖怪(灰狐)。
大切な友のため怨霊を食い、
桃夭に助けられたこときっかけに仲間に加わり、
新たな人生を歩み始める。
一行のペット的な存在。
容姿端麗な、謎の貴人。
その正体は大蛇で、ピンチの際は「貸し」と
引き換えに助けてくれることも。貸しが一定数貯まると
磨牙を食べることができる契約を結んでいるため、
磨牙の身の回りの安全を注視したり、
貸しを作ることに躍起になったりしている。
趣味は詩吟らしい。
公式SNSの方でキャストの発表があってから、改めて作品について色々調べまして、中国の方ではかなり再生されている作品ということを知りました。 台本をいただいてからは、「どういうお話なんだろう」というのを、僕も少しずつ知りながら、収録に参加させていただいています。 主人公の桃夭ちゃんは妖怪のお医者さんですが、お話を見ていくと、もちろん優しい一面もありつつも、どちらかと言えば一癖、二癖あるような感じの少女でもあります。 そんな彼女や、一緒に旅をする小坊主の磨牙は、どういう関係で何を目的に旅をしていくんだろうと、気になっています。 また、彼らと関わってくる僕が演じさせていただく柳公子は、(この取材の段階では)まだ出番の方は多くはないのですが、 どうやら磨牙と色々と関係性がありそうなので、僕自身も楽しみにしながら見させていただいます。 ぜひ一緒に物語を楽しんでいただけたら嬉しいです。
キービジュアルですと、桃夭たちと柳公子が仲良く歩いてるような雰囲気の絵だったので 「なんか優しい方なのかな」と思いきや、どうもそうではないというか。 台本をいただいてみると、結構、辛辣な当たりの強い部分が目立つとキャラクターでした。 ただ、磨牙との契約があるので、何か磨牙に危険が迫った場合は、それこそ大きな蛇の姿になって助けてあげたりして。 きっと、磨牙を助けたいとは思ってるのでしょうが、その契約が一体何なのかというのが現段階ではまだわからないので、 一旦現状だと、"磨牙を助けるイケメンのお兄さん"みたい感じで演じさせていただいていますね。 初登場シーンは(第4話「漱金(下)」の)大蛇の姿だったので、柳公子の見た目よりは、やっぱり大きく演じさせていただきましたが、 演出さんから「大蛇の姿であることは気にしなくていいです」とおっしゃっていただいたので、最終的には人間の姿の感じのまま演じさせてもらいました。
中国アニメですと、(本作と同じB8stationの)『時光代理人 -LINK CLICK- 』、そして『一人之下 the outcast』の吹き替えで出演したことがあります。 完成した映像があり、中国語の原音を聞きながら収録しますので、通常のアニメのアフレコとは形態が違うというのがまずありますね。 どちらかといえば、外画吹き替えの方に近いのかなと思うのですが、ディレクションは洋画の吹き替えよりは アニメーションの方に準拠したやり方だと感じています。 台本には載っていないけれども、キャラクターが少し動いていたりとか、色々アクションがあるので、そこへどんどん声や息を少し多めに入れていくというのが意識した点ですね。 外画吹き替えの場合ですと、向こうの役者さんが全部演技をされてるので、 そこにオーバーに声の芝居を入れてしまうと、映像とも合わなかったりもするのでそこはやっぱり吹き替えとアニメのアフレコの違いかなと思いました。 ただ、収録をするうえで、中国語だから、英語だからというのはあまり意識していないです。 吹き替えなので、音を聞いて、こちらが出てという流れになるのは、言語に関係なく同じです。 すると、どうしてもこちらの反応の方が遅れるので、最終的にはミキサーさんに合わせていただきピタッとハマる...といった感覚で、いつも吹き替えはやらしてもらっています。 ただ、セリフを台本を起こした段階で、向こうの言葉だとこれぐらいの長さだけど、日本語にするとちょっと短いみたいなことがあるので、 そこはなるべく、少し間延びして言うようにするといった調整はあります。
今年は色々お仕事で海外の方に行かせていただいたので、行っていないところへ行ってみたいなと思っています。 例えば、ハワイにはまだ行ったことはないのですが、やっぱり行かれた方からめちゃめちゃ良かったという話や、 日本の方も多く日本語も通じやすいっていう話も聞きますし。 しかも常夏の島ということで、行ってみたいですね。 去年プライベートでは、北海道へ行きました。 車の免許を持っていないので、あまり遠出はできなかったんですけども、とりあえず電車で行ける範囲のところで。 何を食べようという話になったときに、 「格式高い回らない寿司より、北海道の回ってる寿司の方がリーズナブルだし、ネタも絶対おいしいだろう」という話になり、回転寿司に入りました。 案の定ネタも大きいですし、もちろん値段はそれなりではあったのですが、それに見合うぐらい美味しかったので、やはり海鮮を食べてよかったです。 あと、行ってみたいところですと、沖縄はまだ行ったことがないので、気になっています。 昨年北へ行ったんで、今度は南へということで、沖縄もいいなとおもっています。
海は6、7年前にお仕事で行かせていただき、その際に100万ドルの夜景を山の上から見させていただきました。 日本の夜景ももちろん綺麗なのですが、また違った綺麗さというか、派手な印象がありましたね。 中国料理も、四川や北京など色々ありますが、最近シンガポールへ行った際も美味しい中国料理をいただきました。 ローストポークが出てきたのですが、皮がキツネ色でカリカリで、でもお肉はすごいジューシーで、味付けはお肉の塩味だけという...。 「旨っ!」となりました。 日本でもあんなに美味しいローストポークを食べられたらいいなと思いましたね。
中国でかなり人気の作品にということで、お仕事として関わらせていただいて、すごく光栄です。 日本の皆さんにもぜひ、中国の人気の作品を堪能していただきたいです。 この取材の段階では、僕もまだお話がどうなるのか読めないところがたくさんありますので、一緒に楽しんでいただけたら幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。
非常开心,希望日本的观众可以喜欢这些中国的妖的故事。
すごく嬉しいです。日本の皆さんが『百妖譜』で描かれる中国の妖怪の物語を楽しんでいただければありがたいです。
非常温柔和克制,就像是在品一壶清香的茶,虽然有些苦味,但让人舒心。
非常に優雅で自制的で、まるでやさしい香りのお茶を楽しんでいるかのようでした。苦味もありますが、心地よい作品だと思います。
每个妖的设计,包括图腾和服化道等。因为是中国传统的妖的故事,所以想尽量的做出些本土化的特色,但又不能忽略商业上的考量,这部分会比较花心思。
それぞれの妖(あやかし)のデザイン、例えば民族的な特徴、服装、化粧、彼らの扱う道具などです。中国の伝統的な妖怪の物語なので、できるだけ現地の文化を表現しようと心がけました。ですが、ビジネスの観点も配慮しなければならないため、この点にはかなり気を使いました。
应该是蜉蝣和庆忌,蜉蝣对生命的珍视,庆忌的弱小但信守承诺,给了活在现实生活中的我极大的感触。我希望自己也能像他们一样勇敢面对生活的一切,真诚待人。
「蜉蝣(かげろう)」と「慶忌(けいき)」のストーリーかなと思います。蜉蝣は命を大切にし、慶忌は小さな存在ながら約束を守っており、彼らの姿勢には現実の生活で生きる私から見ても、大変感銘を受けます。彼らのように勇敢に人生に立ち向かい、人に真摯に接することができることを願っています。
非常优秀和先进,我是92年出生,童年被日本动画和漫画包围,被这些故事感动,被故事中美好的角色们引导,也算是在年少时就在心里种下了想要从事这个行业的种子吧。
本当に優秀で、しかも先進的だと思います。私は1992年生まれで、子供の頃は日本のアニメやマンガに囲まれていました。これらの物語に感動し、いろんなキャラクターたちに惹かれたことこそ、この業界で働くことを目指すようになったきっかけとも言えるでしょう。
希望大家可以舒服的观看这部动画,能在其中获得快乐和一些感动。
皆さんにはこの作品を心地よく視聴していただけることを願っています。そこから幸せや感動を得ていただけたら最高に嬉しいです。
第1期を作るうえで一番難しいと感じたのは、やはり(背景をはじめとする)美術設定の部分です。 はるか昔の中国を舞台にした物語の第1期ということで、中国風の美術を一から作らねばならないですし、(主人公の桃夭が各地を旅して、舞台が変わっていくこともあり)エピソードごとに新しい美術が必要になってくるため、もの凄く量が多かったです。朝のシーンと夜のシーンでは光彩も異なってくるため、やはりそういった細かいところも非常にこだわったなと感じています。
また、第1期は2話でひとつのエピソードという構成だったため、どうやって上手く物語を2話にまとめ、魅力的な要素を詰め込むのかという部分にも苦心しました。特に第1話・2話の「灰狐」の物語は、アクションシーンが多く、絵コンテも全て私一人で描いたため、仕事量が凄く多かったですが、創作の過程はとても楽しかったです。
また、第5話・6話の「蜉蝣」も新たな挑戦となりました。「蜉蝣」は少女がメインの物語でしたが、自分は男性で、少女の動きや細かい表情などの表現について詳しくないため、理想通りの可愛いキャラクターを描けるように研究しました。ご覧になった方に、素敵なキャラクターだな、可愛い動きだなと感じていただけたら、とても嬉しいです。
ストーリーを作っていく上で、やはり最後のお母さんの表情、泣き顔といった部分は、特にしっかりと描いて視聴者に伝えたいと思いました。そのため、かなり力を入れて、表現のブラッシュアップを重ねた形になっています。
ひとつひとつのエピソードが長くなっており、その分、シーズンとしてのエピソード数は少なくなっています。1期と異なり、3話以上で1つのエピソードという物語も登場します。
おすすめは、第1話・2話の「応声」と、最後のエピソードです。
「応声」では、登場する女性たちが卑屈になっていたり、不誠実な人物のせいでつらい思いをしたりしています。こういったことは、現実の中でも結構あるかと思いましたので、アニメならでは、物語ならではの視点から伝えられたらと思い、挑戦しました。
最後のエピソードは、1つの物語が5話に渡って完結する形となっています。視聴者に、今までの展開を振り返りながら、新たな発見をして楽しんでいただけたらと思っています。
主人公である霊医の桃夭が、妖怪の病を治しながら旅をしていくお話になっています。病といっても、病気というより心の傷から生まれるものであり、そこを癒すことで妖(あやかし)たちを救っていく物語です。毎話、どういうプロセスを経て、どういう過去を背負ってその妖たちがいるのかというところがクローズアップされるため、とても骨太な、感動できる物語になっているところが注目ポイントだと思います。
桃夭は患者である妖にとっては聞き手というか、本当に一番困っているところで助け舟を出すというタイプです。はじめは突き放すような態度をとって、「あれ?助けてくれないのかな?」という雰囲気になることもあります(笑)。でも、そんなやりとりの中でどんどん妖の心の奥底が見えてくるため、これが彼女のやり方なのかなと感じています。悲しい生い立ちの妖たちもいる中で、一緒に気落ちするのではなくサバサバとしており、桃夭は桃夭としてここにいる、軸でいてくれることが大事なのかなと思いましたね。また、桃夭は主人公であると同時に、シリアスな物語の中で箸休め的なポジションも担っていると思います。相棒の磨牙のように、ちょっとした悪態がつける関係性の人との、ポンポン交わす応酬で「クスッ」とできる場面があるのが救いなのかなと感じています。
第一印象は「凛々しくて頼れる女性」でしたが、(演じていく中で)思った以上にサバサバしているんだなと感じるところはありましたね。中国語の吹き替えアニメなので、アフレコ中は原音を聞き、それもヒントにして役作りをしていきました。桃夭も日常のシーンでは、時に変顔もしたりと底抜けにチャーミングなのですが、いざ治療にあたる時はキリッとした顔つきになったり、相手を試すような時はすごく艶っぽい表情を見せたり......と、いろんな一面があります。そこは現場に入ってから、演出の安藤さんにも「できるかぎり限り幅広く表現していってください」とディレクションをいただき、心がけているところです。
患者である妖怪たちに、私だったらついつい寄り添ってしまいたくなるのですが、桃夭は結構辛辣なことも平気で言います。そんなこと言ったら弱っている妖怪に可哀そう......と私は思ってしまうんですが(笑)。そういうところも相手には簡単になびかない、自分という軸がしっかりとしている女の子だなと思います。最後の砦なのだと助けを求められると「助かる保証はないけど」と言いながら、しぶしぶ最善は尽くしてくれる。でも助けた後も、患者に対して「いつでもあんたを薬にしてやる」と言う。いわゆる皆さんが思い浮かべる主人公像とは異なるかもしれないけれど、それがかえって面白いポイントかと思います。
私が中国のアニメを吹き替えさせていただくのは今回が初めてなのですが、吹き替えのお仕事はとても興味があったので、オファーの件をマネージャーさんから伺った時に「やりたいです!」と即答する勢いでした(笑)。不慣れな中で起用していただきありがたかったです。
既に一度完成されているアニメということで、私たちがアフレコをさせていただく時には、絵もあってBGMもあって効果音もあって、更に(中国の)オリジナルの俳優さんの声もあって......と、お芝居をする上での手掛かりがたくさんちりばめられています。一方で、中国語はテンポが早いため、日本語になったときセリフ量と口パクがあわなくなるシーンもあり、「中国語ではこの尺で言えるセリフが、日本語ではこんなに言葉を尽くさないと言えないのか」「一番翻訳家さんが苦労されているのではないか、影のMVPではないか!?」と思っています。吹き替え版は日本で放送するアニメになるため、そういったところで、オリジナルを参考にしつつも、日本の皆様に親しみやすい表現や伝え方ができればと考えています。
私は珈琲がすごく好きで、スタジオの近くでもよくカフェめぐりをしているのですが、もし旅に出たら、その土地で一軒しかないカフェに行ってみたいです。
今年は運よく旅行に出る機会があったのですが、タクシーでお目当てのカフェへ移動しようとした際に、「お客さん、どうしてもそのカフェじゃなきゃ駄目? 今の時間帯なら、こっちのカフェに行った方が、沈む夕陽が見られるよ」と教えていただき、岬の方のカフェに連れて行ってくれました。更に、「お客さん、1時間くらい居るんだったら、1時間後にまた迎えに来るよ」と言っていただいて......。現地の方と交流しながら行先を決めたり、出会いを楽しみながら珈琲をいただいたりというのがとても楽しくて、コミュニケーション込みで美味しくて癒されました。もう一度行きたいと思ってもなかなか叶わない場所ですが、別れを惜しむ気持ちも込みで、これからも色々な土地のカフェを訪れてみたいなと思います。
桃夭が1話で食べていた麺が印象的でした。私、中華麺というかラーメンがすっごく好きで、仕事の合間に食べるのにもちょうどよくて......。1年で一番多く食べている食べ物がラーメンかもしれません。マネージャーさんに「昨日も食べたでしょ!」と怒られてしまうくらい(笑)。
実は上海にも自分のライブツアーで行かせていただいたことがあって、思い出深かったですね。お皿にいっぱいの上海ガニが盛られていたのですが、解体するのがちょっとかわいそうになってしまって。結果、お店の方に食べやすくしていただきました。とても美味しかったですし、名物を食べられたことが嬉しかったです。あと、白酒(バイジウ)というすごく度数の高いお酒があって、ツアーの打ち上げで男性スタッフさんたちが呑んでいらして、みんなベロベロになっていました(笑)。私はツアーでがんがんに歌った後の喉だったので、ペロッと舐めただけだったのですが、刺激的な飲み物でしたね。
『百妖譜』は中国で大人気のアニメーションということで、こうして日本にやってきてくれて、より多くの方に触れていただける機会に関わらせていただいてとても光栄な気持ちです。アフレコ現場でも、みんなこの作品の話で盛り上がっていて、「これってどういう意味なんだろうね」「こういう風に思ったんじゃないかな」といった言葉を交すことが毎回楽しみな作品になっています。
ご家族でもご覧いただけるアニメだと感じますし、「明日からこういう風に生きてみようかな」と感じるような、そんなメッセージ性のある作品だと思いますので、ぜひ楽しんでいただけますと嬉しいです。
本作は2話ごとに「上」「下」という形で、繋がったストーリーになっています。まだアフレコは始まったばかりですが、まず「上」を観た時には色々な情報が入ってきて「どういう感じのストーリーになるんだろう?」とドキドキし、「下」を観ると「こうなっていくんだ!」という驚きやわくわくがあります。映像美もそうなのですが、日本と異なる感性というか、「中国ではこういうところの情緒を大切にするんだな」という面白さや、「日本と共通するところがあるな」と思うシーンも登場し、魅力的だなと感じました。
中国ならではの文化もたくさん登場します。例えば、1話に麺を食べるシーンが登場しますが、日本の小麦粉ベースの黄色い麺とは違った、白っぽい麺が描かれています。「中国だからお米を使った麺なのかな」「すごく美味しそうだな」と感じて、そういった部分も面白いです。
磨牙は真面目で純粋なキャラなのですが、同時に人の懐に入るのがうまいというか......たぶん本人は全然そう思っていないですが、お坊さんでありながら、どこか小悪魔的なところがあります(笑)。相棒の桃夭は露悪的というかあえてヒール的なポジションを保っているキャラで、子供が寄って来たら「うるさい」と突っぱねそうなイメージですが、磨牙との間には居心地のいい空気感が作られています。もちろん桃夭の優しさもあると思いますが、そんな放っておけない雰囲気があるのが、磨牙の魅力なのかなと感じました。
役作りの面では「うわーん」と泣くシーンなど、等身大の小さい子供の喜怒哀楽をキャラクターらしく表現しようと意識しています。今作には、けっこう残酷なところや、ドキッとするところや、人間の怖さを描いているところがあります。その分、クスッと笑えるシーンは、(中国語の)原音でも大事にされているなと感じましたし、(収録の際に演出家さんからも)そのように演出を受けました。ギャグテイストのところは、絵のイメージにぴったりあわせるか、もしくはちょっとはみ出るくらいに演じました。
中国アニメの吹き替えは、今作が初となります。中国語は早口というわけではないのですが、流れるように喋るというか、日本語的な感覚で聞いていると早く聞こえるなと感じています。ヘッドフォンで原音を聞きながらアフレコをするため、早さに引っぱられ過ぎないよう、意識しながら演じました。
また、海外で作られたアニメ絵のクオリティがとても高く、驚きました。1話に登場する風雪の宿のシーンでは、外の寒そうな雰囲気と、室内で運ばれてくる温かい麺とのギャップが、温度感まで伝わってきそうでこだわりを感じました。桃夭がとても美しく描かれていているシーンが登場したり、笑えるシーンでは等身はそのままで顔のパーツ類のみギャグテイストで描かれていたり、作画や映像も魅力的です。どういう風にアフレコしようかと、わくわくしました。
僕は不動産を見るのが好きで(笑)、特に建築系......基礎工事や間取りなどが気になっています。建物が育っていくのを見るのが好きなので、アフレコスタジオへ行く際も時間がある場合は、途中にある新しいビルの写真を撮ったり、建設計画や工務店さんやデベロッパーさんなどをチェックしたりしています。
最近は大阪の梅田周辺が開発ラッシュで熱いのですが、仕事で行った時はなかなかゆっくり見られないため、旅として巡ってみたいですね。癒しですね。あと、大阪はたこ焼きも美味しいですが、僕が日本で一番好きなラーメン屋さんもあり、なかなかチャンスがありませんが行けた時は替え玉も2回注文しています。
トークショーのお仕事で、後輩と一緒に上海へ行った時、中国料理を食べました。僕はとにかく油が大好きなのですが、本場の中国料理は質の良い油を使っていて、めちゃめちゃ美味しかったです。特に印象に残っているのは、上海ガニと点心。カニは身を食べずに味噌の部分だけを食べる形で贅沢だし、点心も大きいものから小さいものまであって、まさに満漢全席で......帰ってきたら体重が2キロ増えていました(笑)。あと、スタバの中国限定メニューで、パインとココナッツミルクを使ったピニャ・コラーダ風フラペチーノもあり、それも美味しかったです。日本でも売って欲しいなぁといつも思っています(笑)。
上海のイベントでは、トークショーをしたり、たくさんのサインを描いてファンの方へお渡し会をしたりしました。枚数が多く、結構な速さでお渡しする形になってしまったのですが、中国のファンの方々はみなさんお優しかったですね。
この作品は、桃夭という優れたお医者さんが、妖怪たちを癒していきながら色々なところを巡る物語です。話を追っていくと、見ていて心がウッくる場面もありますが、磨牙や登場する子供たちはみな純粋で......。「小さい頃の純粋な気持ちを忘れないように」といった戒めを自分に与えてくれるというか、人間賛歌的な部分があり、すごい物語だなと思っています。
とても楽しく収録しており、絵も完成していてとても見ごたえがあるものになっていますので、そこへ彩りを添えられたらと思って演じています。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
まず妖怪がたくさんいて、各々が悩みを抱えていてそれを治療しに来るという設定がとても興味深いですし、それぞれの妖怪の想いを通じて、どこか寂しいような切ないような気持ちが沸き上がってきます。皆様にも是非彼等の想いを一緒に辿ってほしいなと思います。
なんて純粋なんだろう。そして人間以上に人情に厚いんだろうと思いました。自分を救ってくれた人間への感謝と、深い愛情をもっている気がしています。彼の、共に楽しく暮らしていきたいという想いの強さを大事にしました。
元々演じてくださっている方の声を繰り返し聞きながら、どう日本語で伝えるのかを考えました。ただ同時に自分だったらこの作品をどう演じるだろうという所も加えつつ試行錯誤していった所があります。あとは現場で一緒に収録する役者さんたちと芝居を作っていければ良い作品になるのかなと考えて挑みました。
なんといっても温泉です。もし時間に余裕があれば色んな温泉に行って、現地でしか食べられないような美味しいものを沢山食べて、サウナに行って、酒を飲んで畳の部屋で倒れたいです 笑 後は海とか川とかに行って水の流れをずーっと見て意味もなく溜息をついていたいです。
好きな中華料理はラーメン、炒飯、餃子、青椒肉絲、回鍋肉、小籠包、焼売です。 多いですね 笑 イベントがあった際に上海や成都に呼んでいただいたのですが、特に成都は三国志が好きなこともあり、成都武侯祠へ訪れた時は感激しました。
『百妖譜』は中国が舞台の作品ということで、 日本において馴染み深い妖怪とはまた違う登場人物たちが新鮮で興味深いです。 人間と妖怪の交わりがとてもドラマティックで、演じる身でありながら純粋に物語を楽しませていただきました。 彼らの行動には考えさせられるものがあり、視聴後には深く心に残る作品になると思います。
今回演じさせていただいた葉逢君は、第一印象からただならぬ人物である雰囲気を感じました。 一見底の見えない人ですが、その奥には熱い血がたぎっているような魅力的な人物だと思います。 なので演じる際には対峙している相手の言動にあまり左右されないながらも、 どこか温かみを感じてもらえれば良いなと思いながら演じました。
原音が中国語ということで、原音の持つ流れるような美しさが 吹き替えでも感じていただければ良いなと思いながら演じておりました。 しかし吹き替えるに当たって早口気味になってしまうと、 演じさせていただいた葉逢君の人物像が上手く表現出来ないため、 よき塩梅を監督とともに現場で作らせていただいたと思います。
少し前からサウナにハマっているので、自然豊かな場所にサウナ旅に行きたいです。 普段は街中のサウナに行くことが多いので、自然に囲まれた中で外気浴をしたら心身共にとても癒されそうです。 入浴後にキンキンに冷えたビールがあればなお最高です!
中国は訪れたことは無いのですが、歴史的建造物がたくさんあるので、 もし行く機会があれば史跡巡りをしてみたいです。 好きな中華料理は「鶏肉とカシューナッツ炒め」です。 中華料理店で友人が食べていたのを分けてもらった時にあまりの美味しさに驚き、 以来中華料理店に行く時にはよく頼むようになりました。
妖怪というと退治されたり除霊されたりというお話がよくある中で、妖怪を癒やす旅のお話というの はとても新しい⾓度の物語だと思います。
今回演じさせていただいた朱⼩宝は⺟親思いの孝⾏息⼦で、貧しくとも⼼は豊かな暮らしを願う素朴 な⻘年です。その素朴さと愛の深さが⼤事なポイントだと思い演じました。
特別に違う点というのはあまり感じてはいませんが、作品のもつ空気感というのを作品ごとに⼤切に しています。
温泉と⼭の幸、そして海の幸を堪能しに東北や北陸を旅したいです。
お仕事で北京と上海と無錫を訪れたことがありますが、どの地⽅もその地ならではの美味しい料理が あって堪能させていただきました。他にも訪れてみたいところは沢⼭あります。
さすが中国っていう感じの、ゆったりと時が流れる贅沢な感じが、癒されていいんじゃないでしょうか。 せせこましくないですよね。 最近の日本のアニメーションは、テンポが早いものが多いですから。
僕が演じたキャラクターは、人狼ということで。 一見するとさもたくましそうな雰囲気なのですが、実際は心を病んだ老人です。 若者ではなく、老人であることが(視聴者に)刺さるのだろうなと思います。 強そうなんですけど、人間の妻に知りに敷かれている(笑)。 でもどこか心の奥で、昔出会ったあの娘に「ありがとう」を言いたいなという非常に人間らしい純粋な想いが、90年生きてきた中の1つの結晶のように残っている。彼の心残りとしてね。 それを感じてもらえれば、きっと楽しめるんじゃないかと思います。
昨今の日本のアニメーションは基本的に、絵のない状態で収録しています。 本作は(吹き替え版で)絵が完成していて、効果音が入っているので、細かく芝居が作りやすいっていうのはありますね。 絵や音があると、空間や奥行きが即座に把握できるので、そういう意味でありがたいです。 ただ、口パクを合わせたりするのは難しいですね。
家族から離れて、東京とも離れて、温泉に浸かって、美味しいもの食べたいですね。 海外であれば、行ってみたいのはキューバです。 キューバはアメリカと国交を断絶していたため、古いアメリカ文化がそのまま残っているんです。 早く行かないと、どんどん新しくなっちゃうだろうなと思っているんですけどね。 キューバを舞台にした『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』という映画を見て、興味を持つようになりました。ハバナと、ラムベースのお酒と、退廃的な音楽...。 そして古いアメ車がわーっと海岸の道を走ると、波がざわって来ちゃったりして、あの空気感がね、最高です。 歳をとるっていうことは悪いことじゃないっていう風に、信じ込める作品です。
プライベートで何十年か前に北京に行きましたね。 あの頃は喘息の治療を求めて、何か治る方法はないかと、様々な場所へ行っていました。 中華料理で好きなのは、麻婆豆腐です。 辛いのは苦手なのですが、辛いの奥に味があって、美味しいですよね。
ファンタジーな設定や展開がありつつも、リアルな人の心の繊細な動きや移り変わりが観る側にじっくり沁み入る作品だと思います。第5話、6話に限って言えば、潘めぐみさん演じる謎の少女がエネルギーに溢れている様と可愛さを堪能していただければ。
種の生存本能の為に親に見捨てられ、人狼にも人間にも属せない孤独さ、世知辛さが彼の人間時としての持ち味に繋がってくるかと。その要素と男性特有のネガティブな面を意識しつつ、郎青年の役に当たらせていただきました。
絵もお芝居も完全に出来上がっている状態での収録でしたので、至れり尽くせりでした。基本的に過不足なく、こちら側の感性でお力添えをさせていただきました。郎青年がいかに周りの人間から追い詰められるかの構図を、キャストやスタッフの皆さまに作っていただけたので凄く助かりました。
国内外問わず、海が綺麗な南の島をまわってみたいですね。以前沖縄を旅行した時に強風で出来なかった海上ジップラインや、TVでよく見かけるフライボードなんかもひと通り体験出来れば。夜はご当地グルメやお酒で羽を伸ばせればあとは一生懸命働けます。
上海には一度イベントで行かせていただきまして、中華料理店にて大量のザリガニ料理が。見た目のインパクトとその美味しさは忘れられないですね。日本とはまた違ったおもてなしの心意気にまた是非触れてみたいです。ディズニーランドも最高でした!
すみません、見どころ、というのとは違うのですが...。 このエピソードの終わりに、桃夭から磨牙へ、ある問いかけがなされます。 その問いかけに対する答えに、正解はないと、私は思うのですが、この物語を見終えたときに、皆さんが抱く答えや感想が、一番の、この話の魅力になるんじゃないかなと思いました。
純粋で稀有な存在。 少女でありながら、どこか達観しています。 自分に与えられた人生の、限りある時間の中で、今日という日をめぇいっぱい生きようと思いながら、演じさせていただきました。
吹替えながらも、郎(青年)役の村田さんと収録させて頂けたこともあり、村田さん演じる郎との掛け合いを、大切に。 また、束の間のセリフにも伝えたいことが、たくさん込められているので、感情と共にしっかりと込められるよう努めました。
先日、流星群の日に、星を見るべく、深い時間に遠出したのですが、サービスエリアで食べたラーメン、寒空の下で飲んだホットココアが、格別に美味しくて、特別に感じたんです。 だから、美味しいものを食べ、美しい景色を見たいです。
中華料理。最高に美味しくて、大好きです。町中華で、品数を頼んで、みんなでシェアするのも良いですし、ちょっと贅沢に円卓のあるレストランで、互いに好きなものを回し合うのも良いですよね。 それから一度いってみたいのは、九寨溝。あの美しく色鮮やかな景観を、この目におさめたいです。
公式SNSの方でキャストの発表があってから、改めて作品について色々調べまして、中国の方ではかなり再生されている作品ということを知りました。 台本をいただいてからは、「どういうお話なんだろう」というのを、僕も少しずつ知りながら、収録に参加させていただいています。 主人公の桃夭ちゃんは妖怪のお医者さんですが、お話を見ていくと、もちろん優しい一面もありつつも、どちらかと言えば一癖、二癖あるような感じの少女でもあります。 そんな彼女や、一緒に旅をする小坊主の磨牙は、どういう関係で何を目的に旅をしていくんだろうと、気になっています。 また、彼らと関わってくる僕が演じさせていただく柳公子は、(この取材の段階では)まだ出番の方は多くはないのですが、 どうやら磨牙と色々と関係性がありそうなので、僕自身も楽しみにしながら見させていただいます。 ぜひ一緒に物語を楽しんでいただけたら嬉しいです。
キービジュアルですと、桃夭たちと柳公子が仲良く歩いてるような雰囲気の絵だったので 「なんか優しい方なのかな」と思いきや、どうもそうではないというか。 台本をいただいてみると、結構、辛辣な当たりの強い部分が目立つとキャラクターでした。 ただ、磨牙との契約があるので、何か磨牙に危険が迫った場合は、それこそ大きな蛇の姿になって助けてあげたりして。 きっと、磨牙を助けたいとは思ってるのでしょうが、その契約が一体何なのかというのが現段階ではまだわからないので、 一旦現状だと、"磨牙を助けるイケメンのお兄さん"みたい感じで演じさせていただいていますね。 初登場シーンは(第4話「漱金(下)」の)大蛇の姿だったので、柳公子の見た目よりは、やっぱり大きく演じさせていただきましたが、 演出さんから「大蛇の姿であることは気にしなくていいです」とおっしゃっていただいたので、最終的には人間の姿の感じのまま演じさせてもらいました。
中国アニメですと、(本作と同じB8stationの)『時光代理人 -LINK CLICK- 』、そして『一人之下 the outcast』の吹き替えで出演したことがあります。 完成した映像があり、中国語の原音を聞きながら収録しますので、通常のアニメのアフレコとは形態が違うというのがまずありますね。 どちらかといえば、外画吹き替えの方に近いのかなと思うのですが、ディレクションは洋画の吹き替えよりは アニメーションの方に準拠したやり方だと感じています。 台本には載っていないけれども、キャラクターが少し動いていたりとか、色々アクションがあるので、そこへどんどん声や息を少し多めに入れていくというのが意識した点ですね。 外画吹き替えの場合ですと、向こうの役者さんが全部演技をされてるので、 そこにオーバーに声の芝居を入れてしまうと、映像とも合わなかったりもするのでそこはやっぱり吹き替えとアニメのアフレコの違いかなと思いました。 ただ、収録をするうえで、中国語だから、英語だからというのはあまり意識していないです。 吹き替えなので、音を聞いて、こちらが出てという流れになるのは、言語に関係なく同じです。 すると、どうしてもこちらの反応の方が遅れるので、最終的にはミキサーさんに合わせていただきピタッとハマる...といった感覚で、いつも吹き替えはやらしてもらっています。 ただ、セリフを台本を起こした段階で、向こうの言葉だとこれぐらいの長さだけど、日本語にするとちょっと短いみたいなことがあるので、 そこはなるべく、少し間延びして言うようにするといった調整はあります。
今年は色々お仕事で海外の方に行かせていただいたので、行っていないところへ行ってみたいなと思っています。 例えば、ハワイにはまだ行ったことはないのですが、やっぱり行かれた方からめちゃめちゃ良かったという話や、 日本の方も多く日本語も通じやすいっていう話も聞きますし。 しかも常夏の島ということで、行ってみたいですね。 去年プライベートでは、北海道へ行きました。 車の免許を持っていないので、あまり遠出はできなかったんですけども、とりあえず電車で行ける範囲のところで。 何を食べようという話になったときに、 「格式高い回らない寿司より、北海道の回ってる寿司の方がリーズナブルだし、ネタも絶対おいしいだろう」という話になり、回転寿司に入りました。 案の定ネタも大きいですし、もちろん値段はそれなりではあったのですが、それに見合うぐらい美味しかったので、やはり海鮮を食べてよかったです。 あと、行ってみたいところですと、沖縄はまだ行ったことがないので、気になっています。 昨年北へ行ったんで、今度は南へということで、沖縄もいいなとおもっています。
海は6、7年前にお仕事で行かせていただき、その際に100万ドルの夜景を山の上から見させていただきました。 日本の夜景ももちろん綺麗なのですが、また違った綺麗さというか、派手な印象がありましたね。 中国料理も、四川や北京など色々ありますが、最近シンガポールへ行った際も美味しい中国料理をいただきました。 ローストポークが出てきたのですが、皮がキツネ色でカリカリで、でもお肉はすごいジューシーで、味付けはお肉の塩味だけという...。 「旨っ!」となりました。 日本でもあんなに美味しいローストポークを食べられたらいいなと思いましたね。
中国でかなり人気の作品にということで、お仕事として関わらせていただいて、すごく光栄です。 日本の皆さんにもぜひ、中国の人気の作品を堪能していただきたいです。 この取材の段階では、僕もまだお話がどうなるのか読めないところがたくさんありますので、一緒に楽しんでいただけたら幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。
桃夭が旅する中で、たくさんの妖と出会います。どのキャラクターも個性豊かで魅力的です。妖たちが自身の抱える心の傷と向き合い、癒されていく様子がとても丁寧で繊細に描かれていきます。2話続きの切ないストーリーの後には、不思議と心が温かくなっていて、観ているわたしたちも治療されたような感覚になれるアニメです。物語の舞台が昔の中国ということで、ノスタルジックな風景や建物が美麗なアニメーションで描かれているのも見どころのひとつだと思います。
私が吹き替えを担当した慶忌は、小さなこどものような見た目をした可愛らしい妖です。とても純粋でまっすぐな心の持ち主で、自分が病気になってしまっても、とある約束を守るために友達を待ち続けています。アフレコの際、慶忌は可愛いらしい印象にしていきたいというディレクションをいただいたので、コミカルな部分は楽しく、健気な部分は一生懸命さが伝わるように心がけて演じました。純粋だからこその不器用さを、魅力的に感じてもらえると嬉しいです。
3年ほど前から中国語を勉強しているので、中国語の吹き替えのお仕事はとても嬉しいです。今作は昔の中国が舞台ということもあり、普段聞き慣れない言葉も出てきますが、翻訳と照らし合わせながら勉強する気持ちで台本とアニメをチェックしています。吹き替えで表現をするにあたり、オリジナルキャストのみなさんのお芝居の流れを引き継ぎつつ、大切に演じたいと思ってのぞみました。アニメーションも音楽もとても繊細で美しいので、作品全体の世界観や雰囲気もお楽しみいただけると思います。
いつか豪華客船で世界を旅してみたいという夢...というか野望があります。(笑)古い建物や遺跡にも興味があるので、船旅でいろんな国に立ち寄りながら世界遺産をみることができたら、最高の癒し旅になると思います。
昨年の夏、ずっと行きたかった上海へ行くことができました。上海では、火鍋や小籠包、ザリガニなど食べたのですが、どのお料理も美味しくて感動の連続でした!出会った人もみんな親切で、楽しい思い出がたくさんできました。中国のアニメファンの方々の熱気も感じることができたので、これからも中国語を勉強して、感謝の気持ちをもっと伝えていきたいと思いました。辛いものが大好きなので、次に中国へ行ったときは、本場の四川料理を食べてみたいです!
可愛らしく美麗なキャラクター、柔らかな動き、よく練られたストーリー、どれをとっても見どころと言えるのではないでしょうか。
自分の弱さや悩みを抱えながらも、少年と関わり向き合う中で、自分自身を模索して、また人の為に何かを成す努力をしていく中で、徐々に変化していく姿を丁寧に演じたいと思い取り組みました。
オリジナルでお芝居をされている俳優さんの呼吸を感じとりながら、ニュアンスを拾えるように心掛けました。難しくも楽しいアフレコでした。
個室露天風呂付きの旅館で、のんびり過ごすのが好きです。風呂に入っては居眠りし、また風呂に入っては居眠りしと言うのが理想です。 道の駅で土地の食材を探すのも好きなので、道の駅巡りも良いかもしれません。
本格的な物はあまり食べたことがありませんが、所謂、町中華は大好きです。ラーメン、チャーハン、餃子、麻婆豆腐、青椒肉絲、回鍋肉、あげればキリがないです。 中でも特に好きなのは担々麺ですかね!
様々な神仙!妖怪が出てくる! 西遊記にもあるような、中国ならではの世界観、妖怪観が楽しめる事が何よりの魅力かと!! 仙を扱ったアニメというのは日本では珍しいのでは??!
私の演じる雷神は、天界で5本の指に入る男前とのことなので、 威厳と美しさ、そして力強さを意識しました!
吹き替えという事で絵と音楽が最初から完成しているという事がありがたかったです。 作品のイメージが完成しているので!
コーディネーターさんに、私の知らない場所をフラフラと案内してほしいですね。 こう見えて、臆病なので1人で知らない場所に行くのが怖いんです。 案内付きなら土地神様に失礼になる事もないでしょうし!
小籠包を熱々のまま頬張るのが大好きです! 敢えて、熱々のまま食べます! ピータンとビールの組み合わせも最高ですね!
おそらく中国製アニメーションを吹き替えしたのは初めての経験でした。事前に想像していたより、絵の出来が綺麗でしたね。
私の役は思っていた通りの爺さん(笑) 老人らしい声に変えようか?とも考えましたが、私自身が爺さんなので止めときましたよ。
一見した風貌が老学者のように感じましたが、その感じでの表現はしないことにしました。でも顔を見ると自然と寄ってしまうのが、ちょいとあったかな~?
行ってみたい所ね...日本語しか話せないし、コミュニケーションが取れない異国は苦手なので、鄙びた田舎の温泉かな?
今から30年くらい前に中国の蘇州を訪れたことがあり、彼の地で紹介された大学の先生が酒豪だと言うので、勝負することに。紹興酒ボトル6本、私が7本でした~。
第12話
桃夭から、夫の身体にいつ蠱母を植え付けたのか問い詰められた老婦は、自らの人生を語りだす。蠱師の一族に生まれた彼女は、幼少時、余所から連れてきた男に蠱を植え付けて殺すのを見てきて、その風習に反抗するたび折檻を受けていた。しかし、ある晩大火事が原因で部族は全滅してしまう。唯一生き残った彼女は山を下り、町に出て普通の人間の暮らしを始めようとするが、腕に刻まれた蠱師族の印のため、迫害を受け続けるのだった。
フジテレビ×bilibiliが贈るアニメ枠「B8station」(毎週水曜・25時25分~25時55分)(関東ロー...
2024年1月よりフジテレビ「B8station」にて放送した第1期に続き、10月2日(水)より毎週水曜25時25...
『百妖譜』について、TV放送後以降に順次開始となる配信プラットフォーム情報...
本日、「B8station」&『百妖譜』の公式サイトをオープンいたしました。 1月放送の『百妖譜』については、日本語吹替...
©bilibili 改編自小明太極作家裟椤双樹同名小説『百妖譜』